うどんこって奴は・・・

こちらは挿し木をしたものですが（多分ラブリーピンク）
やはりうどんこになっています。
という事はラブリーピンクはうどんこに弱いのかもしれませんね。
でも、蕾が付いているの分りますか？ちゃんと根が張っているんですね。

さてさて、うどんこ病は本当にやっかいな病気です。
菌が飛沫感染するので、大風などの後に大量発生なんて事も。
越冬もするので、撲滅しないと来年も大変な事になります。

窒素肥料が多いとなり易いというのは知っていましたが
私は長い間うどんこになるのは湿気が多いからだと勘違いしていました。
だからあまり雨にあてないように、水を上げすぎないようにと気を
つけていたのです。

ところが、うどんこ病は乾燥した葉に出るという事を知りビックリ。
高温乾燥状態がうどん粉発生の原因だったのです。
でも、マンションのベランダといったらまさに高温乾燥ですよね。

そう言えば数年前に枯らしたブルームーンも忙しくてお水を
上げられなかったらうどんこになって、枯れてしまいました。

でも、植え替えた時って根っこが育つ為にあまり水を上げては駄目とか
言うじゃないですか？！
それを忠実に守った結果がうどんこの発生でした。

根っこにはあまり湿気を持たさず、葉だけに湿気って？
薔薇の先輩達の集う掲示板で相談したところ、葉水が有効とのこと。

でも、ひどくなってしまったら、水でうどんこを落としてから消毒をして
あげるのが良いそうです。木酢液は初期には効いたけど
酷くなってしまったマダムヴィオレやラブリーピンクには効かなかったので
私はサプロールとダインを1000倍に薄めて消毒してあげました。
確かに一旦はこれで収まりました。

でも、あんまり農薬は使いたくないですよね。
そこで、薔薇の専門家（薔薇の家てんちょ）談
「水でうどんこを吹き飛ばし乾いてから、活力剤や薬剤を散布で効果アリ。
うどんこはカビ系では珍しく水に弱い菌でして、水があると発病できない菌。
毎日等超定期的に散布すれば、無農薬が可能かもしれません。
個人的には米酢もお勧めです＾＾５０倍～１００倍くらいです。」との事。

そして、実験的にセスキを使ってうどんこ撲滅を推進している先輩は
水で洗い流した後、セスキを2000倍に薄めた液を古布などに
含ませて拭くそうです。多少葉はぼろぼろになりますが・・・

私は蕾などはデリケートなので水をスプレーした後
セスキをスプレーしてもう一度水をスプレーしています。
このせいで右肩の痛みが悪化しました。電動が欲しい～！

セスキ炭酸ソーダって私は知らなかったのですが、生協などでも
売っていて主に台所のお掃除や洗濯等に使う洗剤で
入浴剤にも使われているそうです。
私はネットで３ｋｇ入りを１５００円（送料込み）で購入しました。
血液の汚れにはよくきくので、女性には嬉しい洗剤です。

うどんこは初期に手当てをしないと大変な事になるので
何事も最初が肝心ということで、見つけたらふきふきしましょう。